1996-02-23 第136回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
私どもとしましては、今後ともこの制度を厳格に運用をいたしまして、絹製品の輸入につきましては、我が国の絹織物産業の健全な発展を図る上で支障を与えることのないよう取り計らっていきたいと考えております。
私どもとしましては、今後ともこの制度を厳格に運用をいたしまして、絹製品の輸入につきましては、我が国の絹織物産業の健全な発展を図る上で支障を与えることのないよう取り計らっていきたいと考えております。
早晩恐れることは、我が国の糸と、繭と同じような状態になってきたとき、そういったときも加味して考えますと、繊維産業の行く末、とりわけ二つに分けてお答えいただければありがたいのですが、絹織物産業の振興策を通産省としてはどのようにお考えなのか。
そこで、わが国の絹織物産業の国際競争力を回復させるという見地からすれば、養蚕農家の保護というのは別途の方法で考えられるべきものじゃなかろうか。そうして生糸の一元輸入制度は撤廃するのが本質である、こういうふうに考えるわけであります。別途の方法で何か考える。
織物業界の安定的な発展ということに、原料生産者である養蚕、生糸も協力していくというようなことをやらないと、アメリカの例で申し上げましたように、絹織物産業自体が衰退するというようなことになるおそれもあるということでございまして、価格安定対策、あるいは流通対策等、あるいは品質の問題につきましても、共存共栄という基本的な考え方に立って今後対処していくべきである、このように考えておるわけでございます。
ほかの絹織物産業についてもそういう事態があればまた当然それに含めなきゃならぬですが、私はいま特に大島紬のことを問題にして申し上げているんで、大島紬についてやはりこの点を検討すべきじゃないかと思いますけれども、どうですか。
そうするとわが国の絹織物産業をかなり圧迫をすると、そういうことになりますので、これはそう簡単にはいかぬ問題であると、かように考えております。